米作りを止めるという決断(その1)

%e3%81%8a%e7%b1%b3私は2013年から4年間、田んぼで米作りを行いましたが、2016年いっぱいでそれを止めることに決めました。今回はその結論に至った経緯を、自分の感情などを交えてお話しようと思います。

何故、米作りを始めたか

私が経営するほのぼの農園ナチュラルハートは元々野菜を作って、それを「お任せ野菜BOX」に詰めて、契約している個人や法人へ定期的にお届けするビジネスを中心に展開しています。

それなのに何故、米作りを始めたかというと・・・

世間の目と常識?

1つ目の理由は、就農当初にある農家さんから「日本人の主食はお米なんだから、農家を名乗る以上、稲作はやっておくべきだよ」と言われて、私も「なるほど、そんなモノかもな」と思ったことです。

当時は深く意識していませんでしたが、今思えばお米を作っていなければ農家として一人前と認められないのではないかという「不安」や「恐れ」の感情があったのだと思います。

もう1つの理由は、「主食のお米さえあれば何があってもとりあえず安心」という考えがありました。この安心という考え方の裏には、それが無ければ何かの時に「不安」という「恐れ」の感情がやはり同居していることに気づきます。

そしてその感情を生み出している原因を、じっくりと心の中を探ってみるとそこには、

    • 「自然相手の農業は不安定だ」
    • 「農業は儲からない」

という世間で常識と思われている概念があり、その概念に自分が囚われていたために、そこから生まれる「不安」や「恐れ」の感情を払拭するためのお米作りを始めたと考えられます。

2013年当時の私は、このように自分の感情を客観的に捉えて、自分が本当に心から米作りをやりたいのかを考えてから行動するということが出来なかったため、こうした「不安」や「恐怖」のネガティブな感情をエネルギー源として米作りを始めてしまったと思います。

読者の皆様の中にも、このように世間の目や常識から来る「不安」や「恐怖」というネガティブな感情をエネルギー源として行動した経験は有りませんか?そしてその行動は、本当に自分がやりたいことだったでしょうか?

米作りを止めるという決断(その2)へ続く。

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簡単な自己紹介をサイドバー下部の「このブログについて」に書きましたので、よければそちらもお読み下さい。

このブログは、一人の農家が「真の自分で在り続ける」という生き方に取り組むることによって得られた気付きや閃き(自分の内側からの声)を改めて自分自身に向けたメッセージとして綴ったものであり、同時にこのブログの記事を読んでくださった方とその内容をシェアすることを目的としています。

真の自分で在り続ける」とは、自分の本心を選択し続けることであって、否応なく自分の本心と常に向き合うことになります。またその選択が世間の常識や他人の意見と一致しない場合、その選択をすることによる不安や恐れなどの感情と正面から向き合うことになります。その不安や恐れの感情に蓋をせずに認めた上で、勇気を持って自分の本心を選択した時、そこに素晴らしい気付きや閃きを伴う進歩があると考えています。

私は農家なので農業に関連する記事が多くなると思いますが、そこに書かれたエッセンスを皆様それぞれのフィールドに置き換えてイメージしてみてください。日々の農的生活の中から様々な体験を、肩肘張らずにありのままの自然体で書いてみたいと思いますので、皆様もどうぞ気楽にお読みください。