米作りを止めるという決断(その3)

自分の心に正直になる

さて、この時点で

  • 自分の感情の存在に気付いてそれを認められた。
  • 今まで隠れていた自分の本当の気持ちに気付くことが出来た。

%e5%a4%aa%e9%99%bd2という状態になったわけですが、あと1つ大切なことが残っています。

それは自分の本当の気持ちに従った選択をするというとても重要な決断です。

自分の本当の気持ちに気付いたとはいえ、「不安」や「恐怖」というネガティブな感情がなくなったわけではないので、やはり自分の本当の気持ちに従った選択をするのはとても怖いことです。

私のケースに話を戻せば、「米作りを止める」という決断をすることで

  • 周り(世間)から一人前の農家として認められないのではないか。
  • 農業は一般常識として不安定な職業と言われているのに、主食の米が無くなれば何かあった時に困るのではないか。

というような「不安」や「恐怖」の感情と正面から向き合うことになります。

その上で、もう一度落ち着いて「本当の自分を生きる」という信念に沿って考えてみると、

    • 自分が一人前の農家かどうかを決めるのは自分自身であって世間ではない。そもそも自分は食べてもらって美味しいと感じてもらえる野菜を作る事が目的であり、私個人に対する周りの評価はそれと関係がないこと。
    • 農業が不安定な職業というのは一般常識かもしれないが、そんな世間の常識に囚われて自分の行動が制限されたり決定されるのは勿体無いのではないか。

という気付きが得られました。つまりこの時点でこれまで無意識に抱えていた「不安」や「恐怖」の感情の元となっていた概念が消滅し、新たにポジティブな思考に置き換えられました。

そしてこのポジティブな思考のお陰で、私は勇気をもって「今年いっぱいで米作りを止める」という決断を下すことができたのです。

その決断は、世間の目や常識に囚われずに、本来の目的に従って自分の本当の気持ちを選ぶ事ができたと思います。

このように、「本当の自分を生きる」という生き方は、ある意味では怖くてとても勇気が必要な生き方かもしれません。ただ、それを勇気をもって決断した時に自分の内側から沸いてくる充実感や満足感はとても素晴らしいものです。そしてそのポジティブな感情は、きっとこれからの私の生活のあらゆる面で素晴らしい影響を与えてくれるものと確信しています。どうぞ皆様も自分の本当の気持ちを大切にして、勇気を持ってそれを選択して下さい。きっと人生がもっともっと素晴らしく輝くことと思います。

「米作りを止めるという決断(その3)」への2件のフィードバック

  1. 未だ○○に勤めています。自分の状況と対比しながらブログ拝読しました。私にも確実に大きな壁が立ちはだかっているのですが、その実体を直視できないでいます。
    来年からは、今迄以上に野菜作りが楽しくなりそうですね。

  2. Yさん、コメント有難うございます。一応、実名と組織名は伏字にさせて頂きました。
    私自身、この6年間は農業100%でやってきましたが、来年というよりこれからは、このような情報発信や、その他のやりたいことにも半分ぐらいは時間を割いていきたいと思っています。もちろん農業もやりたい事の1つなので、作る量や種類は減らす予定ですが、その分1つ1つの野菜とじっくり向き合って、今まで以上に楽しみながら良い野菜を作りたいと思っています。
    自分の内に入っていって、その感情を直視するのは時に辛いことかもしれません。特に男性の場合は、感情を表に出さないように生きる癖が付いている場合が多いので、(私もそうでしたが)それと向き合うのにどうしても時間がかかります。今後はそんな経験もこのブログに書いてみたいと思います。Yさんも焦らずに少しずつ自分と向き合って、小さな事から自分の気持ちを表現していくと、壁が少しずつ低くなるのではないでしょうか。

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